2008年10月20日月曜日

Drag

風邪を引いたらしい。

のどの痛みが二日ほど続き、次に鼻水が二日ほど出続け、次に微熱が二日ほど続いている。
熱のせいか、頭がフラつくので薬を飲むことにした。
熱が出る前に飲めばよかったのだが。

薬を入れている袋を探しだし、その中から風邪薬を探す。よほどのことが無い限り、普段は薬を飲むことはまず無い。そのため、薬の使用期限が切れている、またはもうすぐ切れそうな薬ばかりであった。

私が持っていた風邪薬は、エスエス製薬のエスタックTRカプセルというものであった。中身は二袋入っており、一袋に12錠のカプセルが入っている。

記憶には無いが、過去に何度か飲んでいたらしく、一袋は空いた状態であった。使用期限を確認するべく、箱の側面に書かれた使用期限を見た。


使用期限 2008.11

なるほど。ギリギリ大丈夫の様である。容量は大人(15才以上)2カプセル。

早速飲もうと、すでに空いている方の袋から薬を取り出した。
が、、次の瞬間、私は目を疑った。


薬の表面、つまりこの薬は商品名からわかる通り、カプセルに薬剤が内包されている形状であるが、
このカプセルの表面に黒い斑点が浮いていたのである。




まごうことなくカビが発生している。
密閉されているはずのプラスチック包装の中で。

いや、この手のプラスチック製包装はアルミで密閉されていると思わせておきながら、実は密閉されていないのであろう。

と、いうことを思わぬ場面で思い知らされた。もしこれに気づかず飲んでいれば、風邪をより一層悪化させているところである。危なかった。

この薬に対し、いささか嫌悪感を抱いたが、背に腹は変えられないので開けていない方の袋の薬を飲むことにする。こちらは大丈夫なようだ。


それから、開けてなかった方の袋の薬を2日間服用している。
しかし、まだ微熱は治まらない様子。古い薬の効果は薄いのだろうか。

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