2008年11月19日水曜日

Saipan


青い海。抜けるような空。気温30度。
海の中はどこまでも透明で気持ちいい。

だが睡眠時間、わずか3時間後のボート。
乗船から約1時間後、体は悲鳴を上げ、綺麗な海は汚れた。


観光で栄えるこの島には、今でも戦争の傷跡が多く残っている。
海の中には装甲車や戦闘機の残骸、砲弾なんかがゴロゴロしているし、
旧日本軍が残した砲台もそのまま残っている。

昔からサイパンに住む人たちにとって、日本人はどう見えるのだろう。
夜のガラパンを歩きながら、ふと思う。


国内外を問わず、旅に出るときはいつも思う。
非日常を求めて旅立つのだけれど、結局のところ、普段の日常へ帰るために旅立つのだと。

日常から非日常を経て日常への旅。
非日常から日常へ戻るとき、ちょっと大きくなれた気がした。

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